2018.4.30 第28話

晴れ時々、木工職人。

丸ノコ、電動ドリル、振動ドリル、ハンマードリル、グラインダー、ジグソー、オビットサンダー、電動カンナ、トリマー。電動工具は大体揃っている。
 
ログハウスに住むことになって、いろいろと手作りした。二十数年前からかな。家具メーカーにデザイナーとして在籍していたこともかなり影響していると思う。本棚、オーディオ棚、TV台、トイレの三角チェスト、パーティーション、照明器具、時計。最近の傑作は、アウトドア小物や帽子を置く、吊棚。(オオニシくんには「山手線の荷物棚みたい」と言われた。まったくもってセンスの判らないない人なのだ。笑)
 
サインデザインの仕事も時々依頼されるが、できれば「木」で作りたいと思っている。デザインだけでなく、自分で作りたいのだ。できるだけ塗装せずに「木の経年変化」で映える造りにしたい。papasの看板ももちろん自作だが、結構凝った造りになっている。26cm幅×5cm厚の幅広の一枚板を焼杉の丸棒で挟んでいるのだが「ホゾ」で組んである。しかも、板の伸び縮みを考慮して、ホゾの上下に余裕をもたせてある。文字はトリマーで5mm彫り込んで着色した。bilancia(イタリアンレストラン)の看板もpapa作。
 
そして今、農家さんの看板を作っている。デザイン&製作ともに一人でこなす。雪解け前から丸太をチェンソーで削ってオブジェ作りに取り掛かったが、オブジェはかなり完成に近づいてきた。看板の下書きも終わった。
 
めっきり春めいてきて、外での作業が楽しい。自宅の裏でポカポカお日様に背中を温めてもらいながら、チェンソーとノミで仕上げてゆく。今週のお天気が心配だが、晴れ時々「木工職人papa」。笑
 
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