2018.5.14 第30話

晴降雨読。

晴耕雨読?晴降雨読?ちょっと苦しいが、晴に滑降し雨に読む。晴そうならスキーに行って雨模様なら仕事をしようと。いう訳だ。
 
F氏からのメセージ。「F氏:7日か8日、山に行きませんか?」「パパ:いいですね〜〜!」どちらも平日なのだが、F氏は建築家=フリーランス。papaはデザイナー=フリーランス。自由なのだ!
 
GW後半はお天気も悪く、ちょうどクライアントからの色校の直しもあり、他にも片付けなければいけない案件がいくつかあったので、では、土日は仕事をしましょう。竣工した住宅の外構プランも頼まれていたのでそちらも固めよう。表札も「アイアン(鉄)」の切り出しを提案しよう!やるべきことはいくらでもあるのだ。
 
Windy(https://www.windy.com)で、7日・8日の風、雲、気温を調べる。これが便利なのだ。地表、標高100m、600m、750m、900m、1500m、2000m、3000m、、、とピンポイントの位置と標高で調べられるのだ。8日が良さそうだ!旭岳にしよう!北海道の最高峰、2291m。2000mちょっとと言っても、植生、気候は本州の3000mオーバーの山に匹敵するのだ。二日前に新雪も降っているらしい。冬装備で行こう。
 
クラブのFBにも「非常識な平日ツアーのご案内」と流してみたが、当然、反応が薄い。「いいですね〜、お気をつけて。」のコメント一件のみ。(笑)二人きりのテレマークツアーとなった。
 
ゴンドラで、1600mまで上がり、夏道をスキーで歩く。新雪が降ったせいもあり、順調にシール登行で高度を稼ぐ。途中、道警の山岳パトロールと出会い山頂付近の雪の状態を確認するが、「岩が出ていて山頂まではスキーを使えない。」とのこと。彼らは、1900m位でスキーをデポ(そこに置いて)していた????なぜ?この時期通常みんなが滑るのは裏側、北西斜面ですが???
 
雪の付いているルートを探し、スキーを脱ぐことなく、ピークまで登れた。新雪が30〜40cm降ったようだが、気温が低くカチカチ。風に削られた痕でガタガタだ。雪が緩むのを少し待とう。
 
30分ぐらい待って、正午を過ぎると陽が差してきて、斜面が緩みだした。さぁ〜〜〜!行きますか!!一気に300mの高低差を滑る。ズレない湿雪に少し手こずるが、問題ない!よし!登り返そうではないか!2本登り返して、計3本のロングライド!後、スキー場のコースをゴンドラ駅まで一気に下りた。春陽光の旭岳ツアー!最高です!
 
行程:6時間8分、距離:15.4km、高低差:1208m。仕上げは、BEER+ピリ辛味噌ラーメン(F氏は飲めない人なので運転をお願い)。で、シメは天然温泉!感謝!感謝!大満足の1日!
 
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